着物端切を使ってアクセサリーに!
解いた着物を使ってワンピースやブラウス、バッグなどを作ると、どうしても出てしまう端切たち…
ある程度の大きさがあれば、以前にご紹介したヘアバンドを作ることもできますが、真ん中に大きなシミがあったり、汚れ、裂けなどがあると諦めざるを得ません😢
そこで!
くるみボタンを使ったイヤリングを作ることにしました。

くるみボタンとは
くるみボタンと言えば、私が小さい頃はブラウスやコートによくついていました。
胡桃の様に丸いから、くるみボタンと言うのだろうなーと、勝手に思い込んでいましたが…
まさか、包む(くるむ)から来ているとは…
ずいぶん大きくなってから発覚しました。
思い込みって怖いですね。(ただの無知ですが💦)
漢字では「包み釦」と書きます。
くるみボタンの歴史は古く、フランス革命の頃の絵画には、登場していたそうです。
日本へは明治時代以降、洋装文化の普及とともに伝わりました。
軍服、看護服など、素材とデザインの一体感が求められる制服で広く使われたそうです。
和装でもコートには、くるみボタンが施されていますよ。
くるみボタンの作り方
さて、今はくるみボタンを簡単に、かつ綺麗に作るキットが販売されています。
しかも、¥100(税込¥110)で何個も作れる!
今回は、そのキットを使って作るイヤリングをご紹介します。
今回使用したキットは、直径27ミリのもの。
ボタンとしては、やや大きめです。
キットの中に、丸い「型紙」が入っています。

その丸の大きさが2つ取れればOK。
ただ、無地の布だと気にしなくても大丈夫ですが、柄のあるものでしたら、その柄の見え方や向きを考えなくてはいけませんね。
そこで、出来上がりが見えるように、型紙の真ん中に窓を開けてみました。
ドーナツ型になった型紙を布に置いてみて、自分が出したい柄がいい具合に出るかチェックします。
お気に入りの柄の布でも、27ミリの丸の中にお気に入りポイントを出そうと思ったら、なかなか難しいものです。
端切れを使ってとなると、難易度は上がります💦
たくさん生地があっても、真ん中で取ってしまったら、本末転倒ですよね。
いい塩梅の柄が決まったら、型紙に合わせて丸く切ります。
切り口は見えなくなるので、奇麗でなくても、ちょっと布が足りなくてもOK。
型紙に合わせて、ドーナツ型に切らないでくださいね。
使用しているキットは、ボタンを作るためのものですから、当然糸で縫い付ける「足」が付いています。
足は必要ありませんので、ペンチなどで引っこ抜きます。

多少傷が付いても、見えなくなるので大丈夫。
でも、手は傷付けないように気をつけてくださいね。
「打ち具台」と言う丸くて半透明なモノに、丸く切った生地を置きその上からボタンの丸みがある方を押し込みます。
その状態でひっくり返してみると、自分のイメージ通りかチェックできますよ。

生地が均等に押し込まれていないようでしたら、目打ちと言う先の尖った物でキュッキュッとつついて、何となく均等にしてください。
その生地を隠すように、足を取ったボタンの裏側になるモノを被せ、「打ち具」と言う押し込むためのモノを乗せて…
体重をかけて、グッと押し込みます!
その時に、真上から均等に力を掛けないと、いがんでしまいますので注意しましょう‼
打ち具台から外したら…
足のないボタンの完成です。

ボタンの金属のテカリが、生地から透けて嫌だなぁと感じたら、生地を二重にする(柄のついた生地だと、下の柄も見えてしまうのでご注意)、同系色のフェルトを挟む(表生地と同じ大きさにしてしまうと、厚みが出てボタンの裏側をはめる事ができなくなりますので、これまたご注意)などの対策をしてくださいね。
フェルトを挟むことで、少しぷっくりして可愛い仕上がりになります。
ボタンからイヤリングへ
さぁ、ここからがイヤリング作りです。
裏側がへこんでいるので、何かで埋めようと試行錯誤しました。
その結果、百均で売っている「キズ防止 フェルトクッション」の分厚いモノをお勧めします。
裏側の寸法と同じ丸を作ります。
印通りにハサミでチョキチョキ…裏側にはめてみると…
隙間だらけでいただけません😞
次にカッターナイフで丸く…は難しい!
そこで私は「皮抜きポンチ」(布や革など柔らかい素材に穴を開ける工具)を使用しています。
力は必要ですが(それ以前にポンチが必要ですが💦)奇麗な丸が簡単に出来上がります。

今回は、イヤリングに長いタッセル(房)が付いたデザインにしたいと思います。
タッセルを付けるための9ピン(9の形をした金具)を、丸くカットしたフェルトクッションに取り付けます。

フェルトクッションは優れもので、裏にシールがついていますので剝がしてボタン裏にくっつけます。
剝がれるのが心配な場合は、木工用ボンドもつけておくと安心ですね。
が!
ここで大事な注意事項!
先に述べましたように、柄が無地なら構いませんが、フェルトクッション(=金具)のくっつけ位置によって天地が決まってしまいます。
特に柄がチェックの場合、柄を真っ直ぐにするのか、斜めにするのかで雰囲気が変わりますよ。

今回は、斜めにしたいと思います。
そして、左右ともに斜めにすることをお忘れなく!
次に、金具を隠すためのカバーを考えました。
百均を物色していると…
色とりどりのフェイクレザーが!
程よい厚みもありますし、生地と違って切りっぱなしでもほつけてこない(ほつけるって方言なんですね。ほころびる事です💦)
色も選べて最高です!
でもまた、私の優柔不断が発動してなかなか決まらない…
裏側なので何でもいいと言えばそれまでですが、せっかくのハンドメイドなので、細部までこだわりたいですよね。
黒と悩みましたが、明るく見えるグレーに決めました。
いえ実は、隣にいた母に決めてもらいました💦

このグレーのカバーに切り込みを入れ、イヤリングの金具を差し込み、木工用ボンドをカバーの裏側にもしっかりつけて、よーく乾かします。
私は形の付きにくい洗濯バサミで一日挟んでおきます。

タッセルは、ネットでも多種多様なものが売っていますが…
百均のラッピングコーナーに、ラッピング用のタッセルがありました!
100円で6つも入っています。
お気に入りの色がありましたら、簡単に手に入ってお得ですよね。
金具はゴールドがついていますので、9ピンもイヤリングの金具もゴールドにすると、完成度が上がります。
アレルギーをお持ちの方は、アレルギーが出にくいニッケルフリーやステンレス素材のものを選んでくださいね。
タッセルは素敵ですが、引っ掛けると抜けたり長さが変わったりと、デリケート。
作業するときには、しっかりと紙を巻いておくなどの保護対策をしてくださいね。
私は、ラップを小さく切ってギュギュっと巻き付けています。
ボンドが乾いたら、9ピンとタッセルについている金具を丸カン(丸い金具)かCカン(Cの形をした金具)でつないで完成です‼

さいごに
いかがでしたか?
タッセルを付けなかったら、あっと言う間にできあがります。
タッセルのかわりに、コットンパールやスワロフスキーなどをつけても素敵ですね。

もちろん、イヤリングの金具のかわりにピアスをつけていただく事もできますよ。
お洋服に合わせたり、バッグやヘアバンドとお揃いだと気分も上がりますよね。

